ダラダラと音楽ネタを書いてます。いわゆる「チラシの裏」ってやつです。
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Demons / Andrew Coleman
Demons
"Demons / Andrew Coleman [Tripel]"


イギリスの新興レーベル、Tripel RecordsからAndrew Colemanのソロ名義2枚目が登場。Andrew Colemanという人は90年代後半にAnimals On Wheelsとしてシーンに登場、Squarepusherと共にテクノ系Drum'n'Bass("Drill'n'Bass"とか言われてました。今でも使われてる?)の旗手としてそれなりに注目を集めた才人。Ninja Tuneより97年にリリースされた1st、"Designs & Mistakes"はちょうどNinja Tuneが日本でライセンス発売され始めた時期と重なっていたので、それなりには話題になったが、その内容も緻密なサウンド・プロダクションに叙情的なメロディ、それに無茶なDrum'n'Bassと、正にSquarepusherの1st、2ndと並ぶDrill'n'Bassの名盤。しかしDrill'n'Bassそのものが衰退していく過程で、すっかりその名前を聞かなくなってしまい、99年にNinja Tune傘下のN-Toneからひっそりとリリースされた2nd、"Nuvol I Cadira"は残念ながらまったく話題にならず。しかしながら、これ、実は1stに劣らぬ、というか1st以上の隠れた大傑作だと思う。サウンド的にはすっかりDrill'n'Bassは影を潜め、枯れた雰囲気の漂うダウン・ビートな音に変化していたが、才気溢れるサウンド・プロダクションは健在。2001年にはThrill JockeyからAndrew Coleman名義での"Everything Was Beautiful And Nothing Hurt"をリリース。基本的には"Nuvol I Cadira"路線な音で、なんで名義を使い分ける必要があるのかはよくわからなかったのも事実だが(単純に契約上の問題?)、出来はこっちも二重丸。そしてこのソロ名義2枚目。これはいままでのアルバムとは大きく異なり、完全にリズムが排された音響的作品。アコースティック・ギターをベースに、フィールド・レコーディング、プリペアード・ピアノをデジタル・プロセッシングした実験音楽。細部に至るまで偏執狂的にプロセッシングされたエレクトロ・アコースティックな音は、あえて例えればミクロ化したTown & Countryって感じ?まったくもってポップさのかけらもないけど、頭でっかちな感じもしない不思議な音。ただちょっと地味過ぎて、掴み所がない感じは否めないけど。しかしこの人、もっともっと評価されてしかるべき才人だと思う。
| CD/DVD (2004) | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Heart Ache / Jesu
Heart Ache
"Heart Ache (EP) / Jesu [Dry Run Recordings]"


つい先日、日本先行で発売された1stがあまりにも素晴らしかったJesuが、今年の夏にイギリスのDry Run Recordingsからリリースしていた2曲入りデビュー・シングル。シングルといっても2曲とも20分前後の大作なので、トータル収録時間は40分というほぼフル・アルバム並のヴォリューム。ただしこの時点ではまだJustin K. Broadrickの完全なソロ状態で、すべて一人で製作されており、Godflesh時代からお馴染みのドラム・マシーンも使われている。ということもあって、1stで花開く要素はすでに多く垣間見られるけど、未だGodfleshを引きずっている部分も多し。これはこれで良いけど、やっぱり1stだな。
| CD/DVD (2004) | 03:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Moment Returns / Triosk
Moment Returns
"Moment Returns / Triosk [Leaf]"


~scapeからJan Jelinekとの競作"1+3+1"でデビューしたオーストラリアはシドニーのジャズ・ピアノ・トリオ、Trioskの2nd。今度はLeafからのリリースで、1曲だけJan Jelinekの"Loop-Finding-Jazz-Records"(古いJazzのレコードからのサンプリングのみで構築されたアルバム。傑作。)からのサンプリングが含まれているものの、基本的にはグループ単独作。前作ではJan Jelinekが作ったループを元にTrioskが演奏、さらにそれをJan Jelinekがポスト・プロセッシングするという過程を経て作られたアルバムだったが、今作でも同様にループを元に演奏を組み立てる手法がとられているっぽい。ただしJan Jerinekのポスト・プロセッシングがない分、サウンドはかなりオーソドックスなJazz寄りに変化しているけど、ひんやりとした音の感触はそのまま。ストレートになりすぎたという意見もあるだろうけど、個人的にはこっちの方が好き。クールだ。
| CD/DVD (2004) | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Bassplayer / The Beans
Bassplayer
"Bassplayer / The Beans [Intr_Version]"


ポスト・ロックなカナダの5人組、The Beansの4枚目。リリース元は意外なことに同郷のテクノ・レーベル、Intr_Version。以前のアルバムは未聴なので比較はできないけど、ホーンやストリングスを含む靄のかかったような黄昏インスト。1曲目はモノローグがコラージュされているので、いやでもGodspeed You! Black Emperorを思い起こさせるけど、あそこまで強迫的な感じはせずに、全体的に曲も演奏も輪郭がぼけたアブストラクトな感触。ただアルバム1枚を通して聴かせる個性や完成度はちょいと不足気味かな?微妙なユルさ加減は気持ちいいけど。この煮え切らない地味さ加減はDo Make Say Thinkっぽいかも?
| CD/DVD (2004) | 17:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Nouvelle Vague / Nouvelle Vague
Nouvelle Vague
"Nouvelle Vague / Nouvelle Vague [Peacefrog]"


おフランスの2人組。"Nouvelle Vague"は英語で"New Wave"、ポルトガル語で"Bossa Nova"。ということで80's New Waveの名曲の数々をボサノバ調でカバー。って、駄洒落?ネタにされているのはJoy Division、Tuxedomoon、XTC、PiL、The CureからKilling Joke、Dead Kennedysまで。こうやって聴いてみると曲そのものの素晴らしさが浮き彫りになって...なんて大人の書き方は出来んっ!爽やかなギターにのって女性ヴォーカルで歌われる軽妙なタッチの"Love Will Tear Us Apart"や"Too Drunk To Fuck"なんて聴いて楽しいかぁ?下手に出来がいいだけに悲しくなってくる。残念ながらこれを楽しめるほど、私は大人じゃなかったみたいです...
| CD/DVD (2004) | 02:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Learning To Cope With Cowardice / Mark Stewart + Maffia
Learning To Cope With Cowardice - Director's Cut
"Learning To Cope With Cowardice - Director's Cut / Mark Stewart + Maffia [On-U/Beat]"


The Pop Group解散後、Mark StewartがOn-U Soundに残した1stソロがこの度ボーナス・トラック4曲を追加して日本のみで"Learning To Cope With Cowardice - The Director's Cut"としてリイシュー。Beat Records、グッジョブ!アナログしか持ってなかったので聴くのは本当に久しぶりなんだが、今聴いても凄いもんは凄い。Denis BovellによるThe Pop Groupの1stですら牧歌的に聴こえてしまうくらい凄まじく破壊的なAdrian Sherwoodの手によるダブ・プロダクションにMark Stewartの鬼気迫る気迫が激しくぶつかり合う名作。最近のNew Waveリバイバル・バンドの引き合いに出される程度にしかPop GroupやMark Stewartを知らない若者は是非このアルバムを聴いて腰を抜かしてください。ちなみに2ndの"As The Veneer Of Democracy Starts To Fade"はもっと凄いです。
| CD/DVD (2004) | 02:03 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
Jesu / Jesu
Jesu
"Jesu / Jesu [Daymare/Hydra Head]"


年の瀬も迫ったこの時期にとんでもないブツが到着。元GodfleshのJustin K. Broadrick率いるJesuの1st。完全に袋小路に迷い込んでしまった感のあった末期Godflesh以降、Techno Animalなどのユニットでダブ、ヒップホップ、テクノといったところに突破口を模索していたと思っていたら、このたび、正面切って「Godflesh以降」に対峙した新ユニットを結成。Justin K. Broadrick以外のメンバー、Paul Neville (g)、Diarmuid Dalton (b)、Ted Parsons (ds)もみんな元Godfleshなんで、名前は変わってもGodfleshの発展形であることは明らか(Christian Greenは居ないけど...)。で、肝心の音の方はこれがもう凄いことに。基本的にはGodfleshのようにへヴィーなギター・ミュージックであることには変わりないのだが、よりアトモスフェリックに、そしてどの曲もまるで葬送曲のような厳かささえ感じさせる深遠さ。最近、Isisを始めGodfleshチルドレンとでもいうべきバンドが多いが、もう格が違うという感じ。まさか21世紀に入ってJustin K. Broadrickの音にここまで興奮させられるとは思わんかった。本当にすげぇ。もうMogwaiなんて聴いてらんねぇよ。これ、本当にすげぇよ。思わず大興奮の一作。
| CD/DVD (2004) | 02:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Eastern Developments Music
Dabryeの傑作2ndを皮切りに、KopernikAhmad Szaboなど面白いリリースが続くScott Herrenのレーベル、"Eastern Developments Music"。最近、立て続けに新譜がリリースされたので一挙にまとめ買い。

Circles
"Circles / Lori Scacco [Eastern Developments]"


元Seelyのギタリスト、Lori Scaccoの1stソロ。SeelyはJohn McEntireプロデュースの1stをリリース当時買ったものの、周回遅れでやってきたシューゲイザーといった印象でそれ以降はまじめに追いかけていなかったのだが、最近はSavath + Savalasのツアー・メンバーとかをやっていたらしい。で、このアルバム、Seely時代から打って変わって、Lori Scaccoのギターとピアノ、それに同レーベルのKopernikのTim Delaneyによるupright bassのみで構成されたシンプル極まりないJazzyなアコースティック・インスト。一歩間違えると耽美主義的なムード・ミュージックに陥ってしまいそうなところだけど、全体に張り詰める凛とした緊張感がギリギリのところで踏みとどまらせていて、実に素晴らしい出来。本当はあまり期待していなかったのだが、これは良いなぁ。傑作!

Pressure
"Pressure (EP) / Leb Laze [Eastern Developments]"


Leb LazeことアトランタのDJ、Ryan Raja Rasheedの1stシングル。同レーベルのAhmad Szaboが参加。音は一言で言ってしまえば"Prefuse 73 meets Ahmad Szabo"。あまりにもPrefuse 73的過ぎる音で、正直、オリジナリティを感じる部分は少ないのだけども、クオリティは完璧で実にかっこいいっ。1stフル・アルバムは期待できそう。

Tunes Nextdoor To Songs
"Tunes Nextdoor To Songs (EP) / Bear In Heaven [Eastern Developments]"


Table Of The Elementsからアルバム、シングルを1枚づつリリースしていたPresocratics(残念ながらどっちも未聴)の片割れ、Jon Philpot(この人もSavath + Savalasのツアー・メンバーだったらしい)のソロ・プロジェクト、Bear In Heavenの4曲入り1stシングル。ピアノやチェロ、サックス等を含む優雅な室内楽的サウンド。大人の音ですね、これは。渋いです。
| CD/DVD (2004) | 02:36 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
Tiki Obmar
High School Confidential
"High School Confidential / Tiki Obmar [Merck]"


Tiki Obmarはミネアポリスの3人組。基本的にはg、b、dsのオーソドックスな編成ながら、全面的に導入されている柔らかなエレクトロニクスの音色が魅力的。信じがたいことにメンバーはまだ全員10代らしい。で、これは去年、Merckからリリースされたデビュー作。ポスト・ロックともエレクトロニカとも言えない独自のサウンドで、10分前後の長尺な曲が多いが決して大仰にならず、かといって安易にムードにも流されないクールな佇まいが素晴らし過ぎ。いや〜、これ、ほんと傑作。最近のバンドの中では出色の出来。ちなみに2000枚限定らしいので、お早めに。

Seasons
"Seasons / Tiki Obmar [Merck]"


こっちは今年の秋にリリースされた2nd。といっても新曲は冒頭3曲のみで、残り11曲は1stからのremixで構成されている変則的アルバム。remixerはMachine DrumやProemといったMerck周辺の人達。remixも良いのだが、やっぱり新曲3曲の素晴らしさにはかなわないな。とりあえず、来るべき3rdを期待させるのには十分な出来。こっちは限定1000枚。
| CD/DVD (2004) | 03:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Digital Breath / Afra
Digital Breath
"Digital Breath (CD+DVD) / Afra [W+K東京Lab]"


富士ゼロックスのCMでお馴染みのHuman Beat Boxer、Afraの2nd。なんといっても今作の話題の焦点はProduced by Scott Herren (Prefuse 73、Savath+Savalas、Delarosa+Asora)!...ただどうなんだろうなぁ、この組み合わせ。AfraのHuman Beat Boxは単なる素材として扱われているに過ぎず、Scott Herrenが再構築した見事な音世界ばかりに耳がいってしまい、コラボレーションというにはScott Herren色が強すぎ。なんかPrefuse 73の没テイクを聴いているかのような印象で、まぁ、Scott Herrenファンとしてはそれなりに楽しめるのだが、必ずしも組み合わせとしては成功しているとは思えないなぁ。8曲15分足らずの収録時間も短すぎで食い足りないし。いくらDVD付きとはいえ、これで¥3400は高過ぎ。勝手に過剰に期待しすぎたこともあったけど、正直言って、満足できる出来とは言いがたいなぁ...
| CD/DVD (2004) | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |